それぞれの理由を持って戦いに臨む者たちがいるように、それぞれの思惑を秘めた勢力がある。その一部をここで紹介しよう。戦うばかりではなく、時には同盟を組んで協力し合うことも必要だ。

黒木軍
『夜』『霧』『雨』『山地』など悪条件下での行動を得意とする反面、『昼』にやや戦力が落ちるという、癖のあるユニットを多く抱える。敵に回せば序盤から終盤まで、その法外な強さに苦しめられることになるはずだ。早いうちに同盟を組んで友軍になってもらえば、これほど頼もしい勢力もないだろう。

蜂遊撃隊
少数精鋭、神出鬼没の遊撃隊。狙撃を得意とするユニットで、こちらの攻撃が届かない場所からの奇襲を受けることが多いだろう。耐久度の高い兵器を投入しても全く安心のできない強さを誇る。序盤では黒木軍揮下に入っているが、交渉が成功すれば1ミッションの間だけ同盟を組むことができる。

浅間艦隊
護衛艦『饕餮(とうてつ)』を旗艦とする艦隊。抱えているユニットは一見何の変哲もない艦ばかりだが、戦局にカレーが絡むと鬼神の如き強さを発揮する。とある兵装を旗艦に装備させることで、艦隊全ユニットのステータスを上げることができるらしい。

クレイジー艦隊
駆逐艦『月讀(つくよみ)』を旗艦とする艦隊。戦場での基本行動は『戦闘』であり、非常に好戦的。個々のユニットの能力も攻撃力と速度に於いて大きく突出しており、自軍の損耗にも構わず突貫してくる姿には狂気を感じざるを得ないだろう。

親衛隊『薔薇』
マップの外れにある「神代の森」侵攻時にのみ出現する『薔薇(そうび)』は、神代の森を統べる女王の親衛隊である。7人の副官が率いる全ユニットの指揮官が女性。攻守共に優れた難敵だが、森から出ればそれ以上は追って来ない。一部の男性指揮官が率いるユニットで迎え撃つと…?

親衛隊『漢魂』
指揮官の漢ぶりに惚れた者たちが集まり、自発的に形成された親衛隊。移動力はやや低いが、一撃の攻撃力が高く、かつ耐久力の高い兵器による「重く堅い」ユニット構成を特徴とし、最前線で自ら壁になりつつ斬り込むという進み方が出来る。

ゲリラ部隊『蛍雪』
戦乱の只中にある某国の王子が率いるゲリラ部隊。一般のユニットなら移動力が落ちてしまう『雪』条件下でも、移動力が通常と変わることがない。また、超自然的な能力を秘めたこのユニットには、一部の兵器が通用しないので注意が必要だ。

ゲリラ部隊『紫風』
『平原』『山地』を得意とするユニット構成が特徴的なゲリラ部隊。「疾風の如し」と評される通り、その殆どが歩兵ユニットでありながら移動速度が速い。油断しているとすぐに接近されてバックアタックの憂き目を見る。

治安部隊『胡蝶』
警察機構の下で治安維持を担当している部隊。守りに優れた兵器を多く擁している。行動は専守防衛を旨とし、戦場では特に指示を出さなければ『防御』『静観』の行動選択をすることが多い。

諜報部『墺琵小隊』
陸軍諜報部に属する小隊。攻撃力自体はそれほどないが、友軍に組み込むことで索敵範囲が広がる特殊なユニット。また、移動力が高く、機先を制した行動が可能。このユニットを育てることで、戦闘以外にも恩恵が得られるようだ。

諜報部『班目小隊』
陸軍諜報部隊の別働隊。戦況によっては友軍となることもある。諜報部隊に属するユニットの特徴として、時折入電する暗号を解読できることが挙げられる。解読レベルが高ければより高度な暗号を解読でき、不意をうたれにくくなる。

非公開情報組織『雲雀』
超法規的活動を行う非公開の治安機関LARK(Law And Rule Keeping)、通称『雲雀』の直属部隊。他の諜報機関とは一線を画した独自の活動を行っている。その存在は諜報部からも僅かに漏れ聞こえてくる程度なのだが…。

特殊部隊『赤麗』
どこの勢力にも属さず、ただ戦うことだけを純粋に楽しんでいると言われる特殊部隊。利害が一致すれば共闘することもあるが、積極的に同盟を申し込んでもまず失敗に終わることだろう。

傭兵団『白凌』
漆黒の傭兵が率いる傭兵部隊。最高クラスの実力を秘めた歩兵ユニットを抱える。曲者ぞろいの他勢力と比べ、どんな場合でもオールラウンドに使い易い、癖のない能力値設定となっている。

特殊部隊『虚空』
生体戦略兵器『鬼』のみで構成される、文字通りの特殊部隊。レーダーによる索敵の間隙を突く戦術を用いてくる。文明レベルの高い兵器が必ずしも有利とは限らないことを、痛いほどに知らしめるユニットである。

特殊部隊『冥光』
指揮官は3人にして1人、1人にして3人であるという不思議な噂がある。1回以上戦闘が行われたことのあるマップに入ると出現することがある。通常兵器では太刀打ちできない特殊な属性を持つユニットで構成されており、弱点が分からない限りは無闇に挑みかからない方が得策。

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